ロールオーバーとは、未決済で終了した建玉について翌営業日まで持ち越すことを意味しています。

通常は建玉を取引することによって、翌営業日に支払いがなされるわけです。
しかし、取引について行わなかった場合には、原則として無期限でそのポジションを持ち越すとが可能であり、好きなタイミングで決済を行えるのが利点です。
通常のロールオーバーはNYクローズ後に行われますが、海外の休日と日本の休日とで差がある場合には、繰り越しが変則的になるような場合があります。

また、ロールオーバーの際には、スワップポイントという金利差が発生することになります。
双方の通貨の金利差が生み出されることによって、差額分の金利が得られます。
長期運用を行う方法の一つとして用いられるものであり、金利差の大きい通貨において用いられやすい手法となっています。

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